1986年に活動開始したカナダのバンド。FAT WRECK CORDSに所属してたからカリフォルニアのスケートパンクと同じに捉えられ気味でした。曲の内容は政治色が強く、HARD CORE、STRAIGHT EDGE的です。時折見せるギターの開放弦を残したアルペジオによるコード進行がかっこいいし上手いから昔から大好きです。
以下VICEより。
https://jp.vice.com/music/on-victory-lap-propagandhi-go-from-political-punk-pioneers-to-participants
「PROPAGANDHIで政治意識に目覚めた」というパンクファンもいるだろう。これまでにも、たくさんのパンクバンド、そして、ハードコアバンドが政治的信条を掲げていたが、PROPAGANDHIが活動していたシーンは、少し違っていた。もしPROPAGANDHIが〈Ebullition Records〉と契約していたり、〈Maximum Rocknroll〉とつるんでいたなら、〈ゲイ・ポジティブ(ゲイに好意的)〉〈プロ・フェミニスト(フェミニスト賛成)〉〈アニマル・フレンドリー(動物愛護)〉〈アンチ・ファシスト(反ファシスト)〉などのフレーズがジャケットに記載されていても、別に違和感はなかっただろう。しかし、PROPAGANDHが所属していたレーベルは、〈Fat Wreck Chords〉であり、彼らは、90年代中頃に流行を極めたスケートパンク・シーンの真っ只中にいたのだ。作品のなかで進歩的な思想を宣言すれば、これまで育んできたオーディエンスとバンドのあいだには、確実に越えがたい境界線が生まれてしまう。しかしPROPAGANDHIは、1996年リリースのアルバム『Less Talk, More Rock』で、スケートパークに集う仲間たちだけではなく、オープンマインドかつ進歩的な考えを持つファンベースの構築を目指し、意図的にアクションを起こしたのだ。
「PENNYWISEが好きなようなヤツらは、すぐにまわりからいなくなったよ」。バンドのヴォーカルとギターを務めるクリス・ハナ(Chris Hannah)は、そう語る。しかし『Less Talk, More Rock』という試金石にめげなかった熱心なリスナーたちは、単なる1枚のレコード以上のものを手に入れた。この作品は、いってみれば〈アクティビズム入門〉だったのだ。ライナーノーツは社会正義、フェミニズム、ホモフォビア、資本主義についての長いテキストで、そこには、雑誌、作家、詩人、バンド、アクティビスト団体がたくさんリストアップされていた。〈ワープド・ツアー(Warped Tour)〉に参加するようなキッズたちを「もう少し物事を深く考えるように」導いた作品だった。そんな政治活動団体のパンフレットと勘違いされかねない『Less Talk, More Rock』は、実質的にPROPAGANDHIを象徴する作品になった。ただし、ストレートに信条を主張していたので、反対意見も熾烈だった。「90年代はヤバかった。『殺すぞ』なんて脅迫を受けたりしたよ」とハナは回想するが、今では、命の危機を感じるほどの脅迫はされなくなったという。「当時、殺してやる、といっていたヤツらも、もう、俺たちに構わなくなった」
んで最近MAD CADDIESってカリフォルニアのスカバンドがPUNK ROCK STEADYってアルバムを出しました。
昔のバンドのROCK STEADY(?)カバーアルバムです。
上の曲のカバーがこれ。
良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=6Ip1cj-tb5Y
でもこのカバーを聴いてPROPAGANDHI好きならすぐ思い出すのはこの曲。
最初の Oi!まで笑えますね。
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